注文住宅を建てることを検討している方の中で、地下室を設置しようかお悩みの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、地下室の長所と短所について紹介します。
□地下室の長所と短所をそれぞれ紹介します!
地下室の1つ目の長所は、遮音性が高いことです。
当然ですが、地下室は地面の下にあって四方が土であるため、地下室の中の音が外に漏れにくいだけでなく、上の階にも音が届きにくいです。
そのため、地下室で音楽をしたり自分用のジムを作ったりしたりしたとしても、その声や音が外に届く可能性は低く、近隣住民とのトラブルを避けられます。
2つ目の長所は、地震に強いことです。
これは、地下室は地面の中にあって地震の揺れの影響を受けにくいからです。
そこでこの特徴を活かして、貴重品を管理する金庫を設置したり、いざというときのシェルターにしたりするのもおすすめです。
3つ目の長所は、土地の有効利用につながることです。
地下室に関して、建物全体の床面積に対して合計の3分の1以下ならば容積率に含まれないことが建築基準法で定められています。
そのため、2階建て住宅の場合は、地下室を地上階と同じ大きさで設置でき、合計で1.5倍広い家をつくれます。
一方で、地下室の短所も様々にあります。
まずは、地下室は結露しやすいという特徴を持っています。
これは、空気の性質として、湿気を含んだ空気は下へ下へと溜まっていく性質を持っているからです。
また、地下室は浸水しやすいことや、そもそもの設置コストが高いことも短所として挙げられます。
□過ごしやすい地下室を作る方法とは?
まずは、温度調節と採光についてです。
適切な温度と日光を確保するためには、地下室と地面の間にドライエリアという空間を設けるのがおすすめです。
これによって、地下室内部の空気と外の空気を入れ替えられるだけでなく、太陽光をある程度取り入れられます。
ただし、ドライエリアを設置する際には、必ず雨対策が必須となるため注意してください。
他にも、避難経路の確保も大切です。
基本的に地下室とつながっているのは、1階から伸びている階段だけですが、いざというときに心許ないのは事実です。
そこでこの問題も、ドライエリアと地上に出られる階段を設けることで解決しましょう。
□まとめ
今回は、地下室の長所と短所について中心に紹介しましたがいかがだったでしょうか。
地下室を設置する際には温度調節と採光に気を配りましょう。
地下室のある注文住宅の購入を検討している方は、この記事を参考にしていただけたら幸いです。
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