注文住宅ではさまざまなことを自分で決められますよね。
玄関もその1つですが、見落としがちなポイントが多い場所でもあります。
そこで今回は、注文住宅で起こった玄関の失敗例をご紹介します。
ご紹介する失敗例をあらかじめ見ておくことで失敗も防げるでしょう。
□玄関での失敗例をご紹介!
玄関の失敗例を4つご紹介いたします。
1つ目は、収納が少ない例です。
下駄箱の上を飾り棚にしたため、靴が入りきらないという問題が起こることがあります。
また、子供が成長したり兄弟が増えたりして、収納が足りなくなって困ってしまうケースもあります。
傘やスリッパを置くスペースを忘れたまま建ててしまうケースも少なくありません。
2つ目は、居住スペースを重視した結果、玄関が狭くなってしまう例です。
玄関が狭いと靴や荷物が置けずに困ってしまうかもしれません。
3つ目は、汚れの目立ちやすいタイルを使用してしまった例です。
玄関は土足での出入りをするため、汚れの目立ちやすい素材や色を使ってしまうと頻繁に掃除をする必要があるでしょう。
そのため、汚れの目立ちやすいタイルは避けましょう。
4つ目は、玄関の段差をなくしてしまった例です。
段差がないほうが安心という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、靴を履く際に腰掛けられなくなってしまったら少し不便かもしれません。
□玄関の設計で失敗しないために気をつけることとは?
では、玄関の設計で失敗しないためにはどのようなことに気をつけておくと良いのでしょうか。
確認していきましょう。
まず、収納をどのくらいにするのかをあらかじめ考えることです。
例えば、お子さんが小さい場合はベビーカーや外遊びの道具が必要です。
大きくなるにつれて、キャンプ用品などアウトドアのグッズが増える可能性もあります。
このように、玄関回りに置いておきたい物は多いため、ある程度の広さは必要でしょう。
そこで、玄関の収納は1畳分くらいの広さをおすすめしています。
1畳分の収納スペースの中でどのように空間を仕切るのかによって、収納できる物の量も変わってくるでしょう。
次に、玄関に窓を設けることです。
窓を設けると、空気の入れ替えや外の光を取り込めます。
これによって、暗さや臭いがこもることを避けられます。
□まとめ
今回は、注文住宅で起こりがちな玄関の失敗例と、それを避けるためのポイントについてご紹介いたしました。
今回ご紹介した点に気をつけながら玄関を設計することで失敗を防げるでしょう。
設計する上で見落としがちな玄関は前もって計画をして進めましょう。
注文住宅でお困りのお客様は当社にご相談ください。