注文住宅を検討している方で
「全館空調って良いのかな」
「全館空調をおすすめするケースを知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は全館空調のメリットとデメリットを紹介します。
全館空調を使用するおすすめのケースも併せて紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
□全館空調のメリットとデメリットについて紹介!
全館空調にすることでどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ここではそれぞれについて紹介します。
*メリット
メリットとしては以下の3つことが挙げられます。
1つ目は、快適に暮らせてヒートショックの予防になるということです。
これは、いたるところに冷暖房の吹き出し口を設置することで家の中の温度を均一にしやすくなるからです。
2つ目は、小児喘息の発症予防につながることです。
これは夜から朝にかけての寒暖差や、季節の変わり目の急激な気温の変化などが喘息につながる要因と考えられているためです。
そこで全館空調を導入すると温度差を抑えることができ、予防になるでしょう。
最後は換気機能があることから室内干しがしやすくなることです。
これは室内干しをしても嫌な匂いを軽減できるためです。
また、空気の通り道に室内干しをすると効率良く洗濯物を乾かせられるでしょう。
*デメリット
上記ではメリットについて紹介しました。
ではどのようなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットについて2つ紹介します。
1つ目は、部屋ごとに室温を決められなくなることです。
全館空調の場合は、一台の空調設備で管理することから基本的に個別で調整できないのです。
2つ目は、年に1回はメンテナンスする必要があるということです。
全館空調の場合は、専門家に頼む必要があるため、コストと手間がかかるでしょう。
□全館空調をおすすめするケースとは?
上記では全館空調のメリットとデメリットについて紹介しました。
ではどのような場合に全館空調を行うと良いのでしょうか。
おすすめのケースとして以下のようなことが挙げられます。
・寒暖差で体の不調が出やすい家族がいる
・年配の家族や小さな子供がいる
・冬の朝に布団から出られない、夏の夜に寝苦しさを感じる
・キッチンの底冷えや2階の蒸し暑さなど、室内の気温差による不快感があった
・ペットを飼っていて留守中の温度管理が必要
・開放的な大空間を作りたい、各部屋のドアを締め切りたくない
このような場合におすすめです。
□まとめ
今回は全館空調について紹介しました。
全館空調にすることで様々なメリットとデメリットがありましたね。
使用するおすすめのケースとご自身の環境を照らし合わせて考えると良いでしょう。
注文住宅を検討している際にこの記事を参考にしていただければ幸いです。