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リフォームか建て替えか迷っている方必見!違いを解説します!

2024/07/04(木) お役立ち情報
 
フルリフォームと建て替え、どちらにするか迷っていませんか。
どちらも家の生まれ変わりを叶える大きな決断ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
この記事では、フルリフォームと建て替えの違いをわかりやすく解説し、あなたの家にとって最適な選択肢を見つけるお手伝いをします。
 

□フルリフォームと建て替えの違いとは?

 
フルリフォームと建て替えは、どちらも家を新しく生まれ変わらせるための方法ですが、その内容は大きく異なります。
 
1:フルリフォームとは?
 
フルリフォームは、既存の建物を最大限に活かし、内装、外装、設備などをすべて新しくするリフォームです。
具体的には、床、壁、天井をすべて取り払い、躯体をむき出しにしてから再び床、壁、天井を作り直す「スケルトンリフォーム」や、間取りを変えずに、水回り設備の交換、全室の壁紙や床の張り替えといった目に見える部分すべてをきれいにする「表層替え」、「表層リフォーム」などがあります。
 
2:建て替えとは?
 
建て替えは、既存の建物を解体し、更地にしてから新しい家を建てる方法です。
フルリフォームでは対応できないような、構造的な問題や、耐震性能の不足などを解消できます。
 
3:フルリフォームと建て替え、どちらが適しているのか
 
フルリフォームと建て替え、どちらが適しているかは、建物の築年数、構造、劣化状況、そして予算や希望によって異なります。
例えば、築年数が古く、構造的な問題がある場合は、建て替えの方が良いでしょう。
 
一方、築年数が新しく、構造的に問題がない場合は、フルリフォームで十分な場合もあります。
 
 

□築年数別!リフォームか建て替えか?

 
築年数によって、リフォームと建て替えのどちらが適しているかが変わってきます。
 
1:築30年
 
築30年の建物は、内装や水回り中心のフルリフォームを行うのがおすすめです。
築30年であれば、設備交換や内装貼り替えなどのリフォームで対応が可能です。
 
しかし、建物の状態によっては、スケルトンリフォームが必要になる場合もあります。
 

2:築40年

 
築40年の建物は、建物の状態によってリフォームか建て替えかの判断が変わります。
築40年の建物は、メンテナンスをあまりしていない、劣化が進みやすい環境にある等、住宅によって劣化状態がまちまちです。
状態が良く、残せるところが多い建物であれば、リフォーム費用が安く抑えられますが、そうでない場合は建て替えと変わらないくらい費用がかかることも。
 
築40年の場合、リフォームをするのであれば、スケルトンリフォームという基礎や柱など躯体(くたい)のみを残して一から造りなおす方法も視野に入れましょう。
 

3:築50年

 
築50年の建物は、基本的に建て替えがおすすめです。
築50年の建物は、構造的な問題や、耐震性能の不足などが懸念されます。
また、リフォーム費用も高額になる可能性があります。
 
 

□まとめ

 
フルリフォームと建て替えは、それぞれメリット・デメリットがあります。
どちらが適しているかは、建物の築年数、構造、劣化状況、そしてあなたの予算や希望によって異なります。
この記事を参考に、あなたの家にとって最適な選択肢を見つけてください。