縁側を持つ家。
それは、まさに日本の伝統的な美と心地良さを兼ね備えた空間です。
現代の忙しい日常を忘れ、風を感じながらゆっくりと時を過ごす。
縁側のある家はそんな贅沢な時間をもたらしてくれるでしょう。
この記事では縁側のある家のメリットや魅力を実際の例と共に紹介します。
□縁側のある家のメリットについて紹介!
縁側というのは、単なるリラックスできるスペースだけではありません。
たとえば、リビング隣りの広縁は、夏の日差しを遮り、冬は暖かい日差しを取り入れる役割を果たします。
さらに、雨を避けるための濡縁は、夏の強い日差しを和らげる効果も期待できます。
縁側があると、夏の暑さや冬の寒さを軽減できるので、年間を通じて室内の快適さが保たれます。
縁側の風通しの良さは、特に暑い夏の日には大きなメリットとなり、涼しい風を感じながらのリラックスタイムは格別です。
近年の住宅では、ウッドデッキが人気を集めていますが、これは現代版の縁側とも言えるでしょう。
ウッドデッキは、家族や友人とのコミュニケーションの場として、また季節を楽しむスペースとして活用されています。
縁側を設けることの最大のメリットは、その多機能性です。
省エネ効果、風通しの良さ、そして家族や友人とのコミュニケーションを楽しむスペースとしての役割。
現代の住宅だからこそ縁側が十分に活きるのでしょう。
□実際に縁側のある家の事例について紹介します!
ここでは、縁側を活かした実際の施工事例を3つご紹介いたします。
*和モダンの融合
平屋の家に、アンティークの建具を使用した縁側を取り入れた事例です。
この縁側は、LDKと一体化することで、広々とした空間が実現されています。
また、杉の圧密フローリングを使用することで、アンティークな家具との一体感が生まれるでしょう。
*外との一体感
濡れ縁とウッドデッキが連続するデザインの家です。
中心に位置するシンボルツリー「スダジイ」を囲む形で、母屋と離れが配置されています。
ハンモックを取り付けることで、リラックスするための特別な場所としても使用できるでしょう。
*北欧テイストとの融合
独特の形状を持つ「く」の字型の家に、和モダンな縁側を取り入れた事例です。
この家では、和風の要素を活かしながら、北欧の家具やインテリアを取り入れています。
ぜひ屋内からの眺めや、家の側に広がる自然をお楽しみください。
□まとめ
この記事では、縁側の持つ多機能性や風通しの良さなど、さまざまなメリットを中心に、具体的な施工事例を3つ紹介しました。
縁側は和モダンの融合や外との一体感、北欧テイストとの融合など、多岐にわたるデザインによってさらに皆さまの好みに合う形となるでしょう。
当社は、「木の国」和歌山の伝統と現代の技術を組み合わせた家づくりが強みです。
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