「家族とのコミュニケーションが取れる家にしたい」
「家事の動線が良い間取りにしたい」
新しい家をつくる時にこのように考えている方は、キッチンの横に階段を設けることをおすすめします。
キッチンの横に階段をつくると工夫次第で生活が大きく変わるでしょう。
今回は、キッチン横の階段について紹介していきます。
□キッチンの横に階段を設置するメリットとは?
キッチン横に階段があることでいろいろなメリットが得られます。
ここでは、3つのメリットを紹介します。
*家族が顔を合わせやすい
階段がキッチンの横にあることで、キッチンで作業をしていても家族の様子を確認できます。
家族が外出したり帰宅したりした時にすぐに声をかけられるため、コミュニケーションも生まれやすいです。
また、階段をベンチのようにしても使えるため、家族がくつろぐ空間にもなるでしょう。
*開放感がある
階段がキッチンやリビングの近くにあると、階段がつながる空間が吹き抜けのようになるため、開放感が生まれます。
1階と2階の仕切りがないことで家が広く感じ、気持ち良く生活をおくれることでしょう。
*収納スペースにできる
階段下を収納スペースとして利用もできます。
食料を備蓄したり、日用品を保管したりするのに便利です。
□キッチン横の階段下の活用方法について
階段下のスペースを活用する場合、スペースの広さによってさまざまな利用の仕方が可能です。
スペースが広い場合は、収納スペースとしての利用がおすすめです。
食料の備蓄庫にもできますし、階段下のスペースがキッチンと隣り合っているのであれば、食器棚を置くという選択肢もあります。
作り付けの棚をつくればさらに幅広く活用できるでしょう。
スペースが狭い場合は、スペースに合わせてワゴンや棚を活用していくことをおすすめします。
キッチンやリビングに近い場所なので、家族で共有するものを置いておくのも良いでしょう。
*より階段下スペースを有効活用できるアイテム
階段下のスペースに一工夫加えて、より効率よく活用していきたい方は、以下の2つのアイテムを使うのがおすすめです。
1つ目は、可動式の収納家具です。
階段下のスペースは、間取りによって大きさや形が大きく異なります。
奥行きがあるスペースの場合、奥の方の物が取りづらくなってしまいがちです。
そのようなときに、可動式の収納家具が役立ちます。
一番奥のスペースまで活用しながら使いやすさもあわせられるのが便利です。
2つ目は、つっぱり棒やフックです。
スペースに高さがある場合には、つっぱり棒を取り付け、そこにフックで物をかけるのがおすすめです。
ごちゃごちゃした収納を整理する方法としても役立ちます。
□まとめ
キッチン横に階段をつくることで家族とのコミュニケーションが密になったり、収納が便利になったりするというメリットがあります。
また、階段下をうまく利用することで家事が楽になることも考えられます。
この記事を参考に、キッチン横に階段を設けることを検討してみてはいかがでしょうか。